大和肉鶏と菊菜のサンドイッチ
掲載日:2017年2月16日
料理創作・監修/白水智子
ボリューム満点の冬のサンドイッチです。菊菜の香りや蕪の食感が大和肉鶏とよく合います。朝食にもお弁当にもピッタリ!
2人分(1人分563.5Kcal)
大和肉鶏 胸肉1枚(約220g) | |
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塩 | 小さじ1/2 |
カレー粉 | 小さじ1/2 |
ゆで卵 | 2個 |
小蕪 | 1個 |
菊菜 | 40g |
山形食パン(6枚切り) | 2枚 |
マヨネーズ | 小さじ4 |
(1) 大和肉鶏は厚さを均等にし、分量の塩、カレー粉をすりこみ、フライパンで蓋をして皮目から8分通り焼く。裏返し、身の方も焼き、火を通す。
(2) 焼きあがったらお皿に取り出して落ち着かせる。
(3) ゆで卵を作る。殻をむき、縦半分に切っておく。
(4) 菊菜は洗い水気をふき取る。小蕪は皮をむき、5㎜程度の厚さに切る。
(5) トースターで食パンを焼く。
(6) パンが焼きあがったら、小さじ2はいずつマヨネーズをパンに塗る。
(7) 食パン1枚に蕪を並べ(1)の大和肉鶏を置き、(3)のゆで卵ものせ、菊菜をたっぷりのせて、もう1枚のパンで挟む。ラップできつく巻き5分ほど置く。
(8) ラップを巻いたまま、半分に切る。
(9) ラップを巻いたままお皿に盛りつける。
※季節に応じて中の具材をアレンジしてください。
大和肉鶏
特徴 | 名古屋種とニューハンプシャー種、シャモを交配した肉用鶏。第二次世界大戦前、奈良は日本の代表的な肉用鳥「やまとかしわ」の生産地として知られていました。120~140日かけて育てられた肉はほどよく脂がのり、歯ごたえと深いうまみがあり、昔ながらの味わい。ビタミンAや、ビタミンB群も豊富です。 |
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旬 | 通年 |
料理法 | 煮物、焼物、炒め物など |
生産地 | 奈良県北部、中部 |
販売場所 | 畜産ならショップ(葛城市山田123-2、平日/9時~18時、土日/7時~18時、無休〈年末年始除く〉、TEL 0745-69-5300)、県内大手スーパー、道の駅ほか |
参照 | 「奈良県畜産農業協同組合連合会」 |
大和きくな(菊菜)
特徴 | 葉の切れ込みが深い中葉系と、独特の香りが柔らかい大葉系の両方の特徴をもつ、中大葉系の大和きくな。奈良県北部の生産農家で誕生し、いまでは全国にも出荷されています。シャキシャキとした歯ごたえ、何ともいえない菊の香は、まさに冬の味覚の代表です。 |
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旬 | 12月~3月 |
料理法 | 鍋物、すき焼き、おひたしなど |
生産地 | 曽爾村、奈良市、天理市など |
販売場所 | 奈良県内の大手量販店、スーパー、道の駅など |
参照 | 奈良県「大和野菜公式ホームページ」 |
大和野菜や特産品は店頭に並んでいない場合もありますので、お出かけ前にお問い合わせください。
プロフィール/白水智子(しらみず ともこ)
料理家。「クッキングサロン Tomoko's Table」主宰。著書に『ふだんの食材で気軽につくる人気のおもてなし料理~奈良発 Tomoko‘s Tableの美味しいレシピ~』(旭屋出版)など。
ブログ「膳-Sai」http://blog.goo.ne.jp/ozen1_2006