桜寿司
掲載日:2011年4月11日
料理創作・監修/白水智子
(5人分)、1人分約452Kcal
米 | 3合 |
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水 | 米の1割増し程度 |
出汁昆布 | 10cm角程度 1枚 |
合わせ酢 | |
・酢 | 100cc |
・砂糖 | 大さじ3と1/2 |
・塩 | 小さじ1 |
桜の葉 | 5枚 |
桜の花塩漬け | 40g |
菜の花 | 適量 |
<寿司の具> | |
筍 | 180g |
鶏肉ささみ | 200g |
出汁 | 250cc |
酒 | 30cc |
薄口 | 大さじ1 |
砂糖 | 大さじ1と1/2 |
塩 | 小さじ1/2 |
そぼろ卵 | |
・全卵 | 3個 |
・みりん | 大さじ2 |
・砂糖 | 大さじ1 |
・塩 | 少々 |
・酢 | 小さじ1/2 |
(1) 米は洗い、ざるに上げ、しばらく置き、分量の水に浸けておく。出汁昆布も入れておく。
(2) 合わせ酢の調味料をすべて合わせ、よく混ぜ合わせておく。
(3) 桜の葉、花は水につけ、塩抜きする。葉は水気をペーパーで拭きとり、真ん中の軸を取り除き、細く千切りにする。花は飾り用に10個ほど別によけておく。残りの花、花びらもペーパーで水気を取っておく。
(4) 筍、鶏肉ささみは1cm角程度に切り、鍋に入れ、分量の出汁、調味料で汁気がなくなるまで煮詰める。
(5) 全卵3個と分量の調味料をボウルに入れ、よく撹拌する。テフロンのフライパン、または、鍋にクッキングシートを敷き、すべてを入れる。中火にかけ、箸を数本束にし、よく混ぜながら火を通す。周りが固まりかけたら火を止め、予熱で火を通し、そぼろ状にする。焦げやすいので火加減に注意する。
(6) 菜の花の蕾と花の部分だけ、さっと茹で、ざるに上げ、冷ましておく。
(7) 米を炊く。炊き上がったら、昆布を取り出し、(2)、(3)を加え、さっくりと混ぜる。葉が団子状にならないよう気をつける。(4)の具も加え、混ぜ合わせる。器に(7)を盛り、そぼろ卵、桜の花、菜の花を体裁よく添える。
※吉野の桜をイメージして作ったお寿司です。桜の香りが優しいので、具は淡白な味、香りのものを合わせています。
※そぼろ卵は焦げやすいので、固まりかけたら火を止め、撹拌を細かくするといいでしょう。
桜(さくら)
特徴 | 吉野では桜は聖なる木であるとともに、花や葉は食用としても古くから利用され、特に桜の花の塩漬けは八重桜が香りがよいとされ、料理や羊羹や各種お菓子などさまざまに用いられてきました。また花は、リキュールやお香などにも利用されています。 |
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旬 | |
料理法 | 料理、お菓子など |
生産地 | 吉野山など |
販売場所 | 吉野山など |
大和野菜や特産品は店頭に並んでいない場合もありますので、お出かけ前にお問い合わせください。
プロフィール/白水智子(しらみず ともこ)
料理家。「クッキングサロン Tomoko's Table」主宰。著書に『ふだんの食材で気軽につくる人気のおもてなし料理~奈良発 Tomoko‘s Tableの美味しいレシピ~』(旭屋出版)など。
ブログ「膳-Sai」http://blog.goo.ne.jp/ozen1_2006