苺のコンフィチュールとデザート
掲載日:2011年3月14日
料理創作・監修/白水智子
苺のコンフィチュール | |
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苺 | 2パック |
砂糖 | 苺の量の半分 |
レモン汁 | 1/2個分 |
ヨーグルトムースと苺のデザート | |
プレーンヨーグルト | 500g |
生クリーム | 200ml |
砂糖 | 大さじ3 |
苺のコンフィチュール | 適量 |
苺のコンフィチュール
(1) 苺の分量を量る。その半分の量の砂糖を量る。
(2) 苺はヘタを取り、さっと洗いざるにあげる。
(3) 鍋に苺と分量の砂糖を入れ、しばらく置く(苺から少し水分が出てくるまで)。
(4) 中火にかけ、沸騰して泡が出てきたら、少し火を弱めアクをしっかり取る。
(5) アクを丁寧に取りながら、煮詰めていく。水分が少なくなってきたら、レモン汁を入れ、さらに煮詰める。
(6) 焦がさないよう、底を返すように時々混ぜ、残っている水分がとろりとしたら、最後に風味付けにキルシュワッサー(リキュール)を小さじ2杯程度入れ出来上がり。
(7) 瓶等に保存する。(瓶は前もって煮沸しておく)
ヨーグルトムースと苺のデザート
(1) ボウルにざるを重ね、キッチンペーパーを3枚程度重ね、敷いておく。
(2) プレーンヨーグルトを(1)のペーパーの上にあけ、一晩冷蔵庫で水切りする。
(3) ボウルに生クリームと分量の砂糖を入れ、角が立つ程度まで泡立てる。
(4) (3)に(2)のヨーグルトを入れ、さらに混ぜ、冷蔵庫でしばらく冷やす。
(5) 冷たくなったら、器に盛り、苺のコンフィチュールをかけ、ハーブをあしらう。
※コンフィチュールを作る場合、最初の火加減は強火に近い中火。沸騰したら、中火で煮詰める。なるべく中火でサッと仕上げたほうがいいでしょう。
※仕上げのリキュールはなくても大丈夫です。
※ヨーグルトの水切りはなるべく時間をかけてしっかりしたほうが、生クリームと合わせた後、水分も出ず、ゆるくなりにくいです。
※苺のコンフィチュールはパンにも、ヨーグルトにも、牛乳に入れて苺ミルクでも美味しいです。
※コンフィチュールの砂糖の量はお好みで加減してください。少なすぎると、とろみがつきにくくなります。
苺(いちご)
特徴 | 奈良県は、近畿一のいちごの生産量を誇ります。人気の品種「あすかルビー」は、2000年に登場した奈良県生まれの品種。丸みがありつやつやとしていることから、ルビーの名前がつきました。ジューシーで適度に甘ずっぱく、大ぶりな実が特徴です。また2009年に誕生した同じく奈良生まれの「古都華」(ことか)は、中まで赤みが濃く、甘いだけでなく酸味や香りも強いのが特徴です。奈良県では、明日香、針、信貴山などでいちご狩りが楽しめます。 |
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旬 | 11月~6月 |
料理法 | 生食、ジャムなど |
生産地 | 明日香村、天理など |
販売場所 | 奈良県内の道の駅、JAなどの朝市、スーパーなど |
参照 |
大和野菜や特産品は店頭に並んでいない場合もありますので、お出かけ前にお問い合わせください。
プロフィール/白水智子(しらみず ともこ)
料理家。「クッキングサロン Tomoko's Table」主宰。著書に『ふだんの食材で気軽につくる人気のおもてなし料理~奈良発 Tomoko‘s Tableの美味しいレシピ~』(旭屋出版)など。
ブログ「膳-Sai」http://blog.goo.ne.jp/ozen1_2006